今日は基礎底盤のコンクリートを打設しました。
打設するコンクリートは、事前に強度やセメント・水などの配合が決められています。納入されたコンクリートがそれらの品質にあったものか確認するために、現場試験を行います。
これが、試験を行うための機器です。
右がコンクリートの柔らかさ(スランプ)を測定、手前中央がコンクリートの空気量を計測、中央奥がコンクリート強度を調べる試験体(テストピース)、左奥の箱に入ったものがコンクリートの塩化物量を調べる薬剤(カンタブ)です。
スランプは上の写真の筒(コーン)の中に決められた方法でコンクリートを詰め込み、垂直にコーンを持ち上げます。
30cmのコーンを抜いた時のコンクリートの下がり具合をみて、コンクリートの柔らかさを判断します。
16.5cm
予定の15cmより若干柔らかいですが、JISの許容範囲内です。
続いて空気量は専用の機械で計測します。
コンクリートを詰め込み、、、
赤い目盛で空気量を読み取ります。
4.2%
基準の4.5%より若干少ないですが、許容範囲です。
塩化物の量も問題ないことを確認し、テストピースのコンクリートを充填します。
硬化後、テストピースは破壊試験を行い、コンクリートの強度が計画通り出ているか確認します。
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