基礎立ち上がり部のコンクリート打ちです。
セメントミキサー車のセメントをポンプ車に移しかえ、圧送します。
ホースからでるコンクリートを流し込み、バイブレータという機械でコンクリートを振動させ、鉄筋の間や型枠内に隙間なく流しこんでいきます。
基準の高さまで打ち込むと、天端をコテで均していきます。
今回もコンクリート試験。
コンクリート中の塩化物量を測るカンタブです。
塩化物量が増えると鉄筋が腐食する恐れがあります。
カンタブの目盛りを読み取り、換算表とコンクリートの単位水量の積により塩化物イオン量が求められます。
計算の結果、0.049kg/m3 でした。基準は0.30kg/m3 以下。海砂を使わない限り、よほど基準を超えることはありません。
スランプは設計では18cm、鉄筋の間などにコンクリートが回り込みやすいように、前回の底盤の15cmより柔らかめのコンクリートとしています。
測定では19cm、少し柔らかめですが今回もJISの基準値内です。
空気量を計る機械にコンクリートを詰め込む様子です。
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