Diary

ヴォクセンニスカの教会

NHK BS では北欧特集を今週やっています。
それに合わせて? 北欧の話題を。

以前、ブログに記載したこともある、クリスマスプレゼントが届いたヴォクセンニスカの教会です。
ヴォクセンニスカの教会は、首都ヘルシンキから電車バスを乗り継いで片道3時間半、フィンランドのイマトラというロシアとの国境近くにあります。

移動時間がかなり長く、途中立ち寄るような見どころの建物もないため、その日はこの建物をみることだけに一日を費やすことになります。
しかしアアルト教会建築の最高峰と言われ、多くの雑誌で絶賛されている建物なので、多くの期待を抱いて向かいました。るんるん

バスを降り、帰りのバスは1時間後。急いで建物に向かいます。
森林の影から姿を表した建物。
内部の白い空間はやわらかい光りに包まれ清楚な空間です。

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フィンランドの柔らかい光が注ぎます

しかし、雑誌で見た通りの教会建築でいまいち感動もありません。
写真も撮り終わりバスが来る時間まであと40分、私たちの他に誰もいないし、早起きして長い道のりを、、、バッド(下向き矢印)
とブツブツいってもしょうがないので、残りの時間は記念にと自分たちの写真をと、いろんなところで写真を撮っていると、迷彩服をきた怖そうなおじさんがexclamation×2

これは、確実に教会に不謹慎だと怒られるに違いないと覚悟を決め、nanaが英語で「アアルトの建物は素晴らしいですねあせあせ(飛び散る汗)」と苦笑いしながら話しかけると、おじさんは部屋に戻って行き一安心。

良かったと胸をなでおろしていると、、、また戻ってきましたexclamation
しかも、こっちに来いとむかっ(怒り)


恐る恐る、迷彩服のおじさんに近づくと。。。

箱から、なにか取り出してフィンランド語でしゃべっています。
どうやら、この建物の説明をしてくれているようです。
ポストカードや過去に特集のあった雑誌、日本語の雑誌もあります。

全く言葉がわからないまま、説明を受け、、、
とりあえず怒られはしないようで、ホッわーい(嬉しい顔)

フィンランドは旧ソ連の勢力圏にあったためか、簡単な英語も全く通じません。
その後、こっちに来いと連れてこられたのは、教会の中の狭い事務所です。

こんな狭い中に閉じ込められて、多少の不安を抱えて話を聞きます。
すると、椅子を幾つか出してきて、どうやらアアルトの家具の説明をしているようです。

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見せていただいたアアルトの家具
写真を撮らせてと聞いたら、アアルトの花瓶と一緒に撮るとよいと置いてくれましたたらーっ(汗)

次にこっちに来いと、言われるままに急勾配の階段を上がって着いて行くと、教会ホールの2階へ。
どうやら、私たちを案内してくれているようです。それが分かると私たちもワクワクしてきました。わーい(嬉しい顔)

2階はパイプオルガンもあり、多分普段は上がることができないところです。

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パイプオルガンとスリークロス

パイプオルガンのことや、曲面の可動壁のことを説明していただきました。

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フィンランド語で説明を受けるnana
窓の下の開口に見えるのが曲面の可動壁

その後、この建物に地下があることは知らなかったのですが、その場所に案内されます。

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